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阪神タイガース:城島選手~椎間板ヘルニアから坐骨神経痛…手術へ~

ヘルニアに関する様々な情報 No Comments

メジャーリーグから日本に戻り、阪神タイガースに入団した城島健司選手が腰痛に悩まされ、5月に登録抹消されました。

その時、城島選手が話した言葉…
「この1カ月ぐらい、左足の爪先まで感覚がない。今は歩いていても、左足が地面に着いているかも分からない状態。このままでは守備どころか打撃にも影響があるということで。(今は)自分自身にがっかりしている。」

実は今年に入ってから、城島選手は椎間板ヘルニアの症状が悪化し、臀部に痺れを感じるようになり…その後、その痺れが左足にも広がっていったそうです。
(※シーズンが開幕してからも、ブロック注射を4回受けていました。)

登録抹消となる数日前、病院にて詳しい検査を受けてみると、椎間板ヘルニア悪化による坐骨神経痛を発症していることがわかったのです。
その結果、「このままでは、いつ治るかわからない。」と診断を受け、手術に踏み切りました。

現在、無理なく歩行もできるようになっています。
そして順調に治癒すれば、7月頃から練習再開も可能だといわれています。

しかし城島選手に襲いかかった椎間板ヘルニア(=坐骨神経痛)は、かなりの苦痛を与えたのは事実なのです。

その証拠として、阪神タイガースのチーフトレーナー常川氏が次のように言っています。
「城島選手の椎間板ヘルニアは、野球選手として重症」だと…

椎間板ヘルニア~本当の痛みの原因~

椎間板ヘルニアの検証 No Comments

「椎間板ヘルニアの本当の痛みの原因は、なんなのか?」…ここ最近、議論を振りまいています。

何故ならある統計によると、健康な人でもあって「かなりの割合で椎間板ヘルニアを持っている」といった資料が公表されているからです。

ということは、「敢えて、ヘルニアを手術で取り除く必要はないのではないか?」といった議論が湧くわけで…。
そうなると…「椎間板ヘルニアの本当の痛みの原因は、どこにあるのか?」になってくるわけです。

またある学会の資料によれば、(過去10年間)手術でヘルニアを切除した人・しない人のその後の症状を比較したところ、まったく大きな差は見られなかったと…。

つまり椎間板ヘルニアの治療法は、「手術にあらず」といった傾向に向かっている気がするのです。
すなわちヘルニアの痛みを鎮静化し続けながら、整体やカイロといった治療院で手技を施術することで、様子を伺う方法が重要視されてきているようなのです。

では、痛みの原因は何なのか?…
椎間板ヘルニアの本当の痛みの原因は、筋肉のけいれんが神経を刺激する→筋肉が収縮運動をする→その運動がヘルニアに痛みをもたらすのではないかと、考えられているのです。

この説はまだ、明確な説明はされていません。
しかし近い将来、椎間板ヘルニアの本当の痛みの原因として、解明されているかもしれません。