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さまざまなことが影響する椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの検証 No Comments

日本人の約80%が、一度は発症するといわれている椎間板ヘルニア…。

仮に初めは軽度な椎間板ヘルニアであったとしても、大丈夫だと思い放置し続けると歩くこと自体が自然と億劫になり(筋力低下)、最悪の場合は手術を選択しなければならない状況に陥ります。

また椎間板ヘルニアを発症する年代は20~50歳代で(働き盛り)、デスクワークなど座りっぱなしの業務をする男性に多く発症します。

そして様々な医師は、椎間板ヘルニアについてこう進言しています。
「一般的に椎間板ヘルニアを発症するとコルセットをしたり、薬物治療として消炎鎮痛剤を服用します(さらに腰部を温める)。」
「もちろんそうした治療で椎間板ヘルニアが緩和する人もいますが、さらに悪化する人がいるのも事実です。」
「こうした違いは体質・遺伝もあると思いますが、いかに自分自身がアクティブな生活を取り戻そうとしているかということに掛かっていると思います。」

つまりコルセットや薬物治療だけに頼るだけでなく、そうした状況の中でも筋力を鍛える必要があるといっているのです。

その第一歩が、姿勢を正したウォーキングです。

椎間板ヘルニアが重症化すると、仕事や日常生活において支障(影響)をきたすことは言うまでもない事実です。

そうした状況に陥らないためにも、私たちは椎間板ヘルニアを発症した場合、軽度のうちに何かしらのアクションを起こす必要があるのです。

重症化してからは遅い…それが椎間板ヘルニアなのです。

腰椎椎間板ヘルニア~内視鏡手術PED法~

椎間板ヘルニアと様々な治療方法 No Comments

椎間板ヘルニアは背骨の骨を繋ぐ軟骨状の組織が飛び出してしまう症状で、その軟骨が周辺の神経系を圧迫すことによって炎症を発症…そして腰や足に痛みを伴ってしまいます。
そして若年層~中年層にかけて、椎間板ヘルニアは発症するといわれています。

今まで椎間板ヘルニアを発症してしまうと、薬物療法として痛み止めを処方/患部に局所麻酔薬を注射する「神経ブロック」…さらに重篤な症状であれば、手術をすることが通例となっていました。

しかし近年、重篤な症状である椎間板ヘルニアの手術に、画期的な療法が取り入れられ注目されているのです。
その手術法が「内視鏡手術PED法(ペド)」です。
(内視鏡手術PED法=経皮的内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術)

内視鏡手術PED法の最大の利点は傷口も1cm以下と非常に小さく、しかも長期入院する必要もないことです(通常、1泊2日)。
しかも、健康保険が効く治療なのです。

ちなみに内視鏡手術PED法を行った患者の約2%が、手術後に足の痛みを感じていますが、数週間もすれば足の痛みも完治しています。
(今までの椎間板ヘルニアの手術であれば腰部/足部の痛みが長引き、排尿障害や脱力症状を併発することが往々にしてありました。)

この画期的な内視鏡手術PED法を手術することができる医師はまだ少ない現状にありますが、今後、適切な研修と経験を通じることで増やしていく方針だそうです。

とにかく内視鏡手術PED法がさらに確立すれば、多くの椎間板ヘルニア患者に希望が湧くことは事実です。

今後、内視鏡手術PED法の動向を見守っていこうと思います。