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腰椎椎間板ヘルニア~再生医療への取組み~

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最近、テレビなどでも「奇跡の治療」として取り上げられている治療法をご存知でしょうか。
それは、再生医療です(=幹細胞移植)。

実は椎間板ヘルニアにおける再生医療も、2012年12月厚生労働省で承認されれば、来春から本格的な研究がスタートできる見通しがたったのです。

椎間板ヘルニアのための再生医療とは、骨髄などに含まれる幹細胞を分裂させることによって、椎間板などの細胞を生産し代用する治療法をいいます。

もし厚生労働省の認可が下りれば、腰椎椎間板ヘルニア/腰椎分離症/腰椎椎間板症に苦しめられている20~30歳代の患者に対して、臨床治験が行われます。
その場合、幹細胞によって病気患部周辺部の補強も行う予定になっています。
(※まず、手術によって患部を切除します。そして患者の椎間板の細胞と、骨髄から取り出した幹細胞を一緒に培養します。ある程度大きく培養した後、患部周辺の椎間板に注射することによって複製を目指します。)

もしこの臨床治験がうまくいけば、椎間板ヘルニア治療だけでなく腎臓病/肝臓病など、今まで苦しめられてきた様々な病気にも認められる可能性ができてきます。

まだ確定事項ではありませんが、是非とも、厚生労働省の認可が下りることに期待しています。

多くの椎間板ヘルニア患者が、認可を待ち望んでいることを忘れないでください。

福岡ソフトバンク:小久保選手~登録抹消の原因は椎間板ヘルニア~

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福岡ソフトバンクの小久保裕紀選手(=40歳)が6月24日、2.000本安打を達成しました(=史上41人目)。

しかし小久保選手は2.000本安打にあと1本というところで、登録抹消を余儀なくされたのでした。
実は、開幕当初から抱えていた腰痛が悪化していたのです。
(事実、登録抹消前日の試合も、3打席3三振という結果でした。)

登録抹消後、すぐ病院で診断を受けた結果、椎間板ヘルニアと診断されました。
(神経が圧迫されることによって、左足に痛みと強い痺れを感じていたそうです。)

その時、小久保選手はこう触れています。
「今はしゃべるだけでも痛いし、日常生活にも支障がある」と…

結局、小久保選手はチーフトレーナー田中氏の指導のもと、数日間絶対安静にして痛みを軽減し…それからストレッチや鍼灸院に通院することで、約1ヵ月後の6月24日、1軍に 復帰しました。

そして、念願の2.000本安打を達成しました。

しかし、小久保選手の椎間板ヘルニアは完治したわけではありません。いつまた、症状が悪化するかわからないのが現状なのです。

40歳の小久保選手ではありますが、早く椎間板ヘルニアを完治させて、来年以降も頑張って野球を続けてほしいと願っています。