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椎間板ヘルニアにならないためには、骨粗しょう症に注意

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骨粗しょう症とは

骨粗しょう症は骨がもろくなる病気です。なので脊椎骨と脊椎骨の間の「椎間軟骨」の病気である椎間板ヘルニアの直接的な原因にはなりません。しかし、骨粗しょう症になる人が椎間板ヘルニアになりやすいという要因はあります。その要因とは「姿勢」と「カルシウム・コラーゲン不足」です。

骨粗しょう症・・・骨の強さ(=骨強度)が低下し、骨折しやすくなる病気です。骨粗しょう症になると骨の中がスカスカになり、もろくなります。そのため、くしゃみやちょっとした転倒などの軽い衝撃でも骨折をしやすくなります。

椎間板ヘルニアと骨粗しょう症の関係性

椎間板ヘルニアにならないためには一つの部位に体重が掛からないようにすることが大事です。普段の姿勢が悪いことが原因で部分的に負荷がかかり、椎間板ヘルニアになることが多くあります。そして、骨粗しょう症になると姿勢を保てなくなる場合があります。何故なら骨粗しょう症になると背骨の一部である椎体が潰れてしまうからです。

その結果身長が縮んだり背筋が曲がったりします。年をとって腰が曲がるのもこの骨粗しょう症が原因だと言われています。骨粗しょう症で姿勢が保てなくなると体の一部分に負担がかかり、椎間板ヘルニアになりやすくなる可能性があります。

カルシウム以外に必要な成分はコラーゲン

骨の成分といえばカルシウムはすぐに上がると思います。しかし、それだけでなく、コラーゲンも骨の成分です。カルシウムは骨の量を増やします。コラーゲンは骨の質を高めます。

他の原因もありますが骨粗しょう症になるということはこの二つの栄養素が不足しているからです。そして、この二つの栄養素が不足していると椎間板ヘルニアになりやすくなります。したがって骨粗しょう症に注意することは、椎間板ヘルニアのリスクも軽減できるでしょう。

カルシウム・コラーゲンを摂取して骨粗しょう症・椎間板ヘルニアを予防しましょう。

椎間板ヘルニアの痛みを軽減するグッズ

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辛い椎間板ヘルニアの痛みを和らげるためのグッズは色々なものが存在します。この項では、わざわざ病院に行かなくても買えるグッズを紹介します。

シップ

痛みを和らげるといったらこれですね。シップは貼り薬とも呼ばれ、痛みや腫れを抑える成分が含まれています。飲み薬は痛みを抑える成分が胃に届き、そこからお腹の不調になることがあります。しかし、シップではそのような心配はありません。しかし、皮膚がかぶれることもあるので注意が必要です。

また、シップにも色々種類があり冷たく感じるもの(=冷感シップ)と温かく感じるもの(=温感シップ)があります。急激な痛みに対しては冷感シップを貼ると痛みが早く引きます。温感シップは慢性的な痛みに対して効果を発揮します。自分の痛みがどのようなものかを把握して使い分けるようにしましょう。

コルセット(腰痛ベルト)

腰椎にヘルニアができた場合はコルセットを使うといいでしょう。コルセットは腰の動きの制限と腰の動作の負担の軽減という目的で着用します。腰椎椎間板ヘルニアで腰痛がある場合は安静にしなければなりません。そのような場合にコルセットを着用すれば、腰は固定されるので動かさずに済みます。

また、コルセットの着用には腰椎の負担を軽減する効果があります。これはコルセットがお腹の筋肉を助ける役割をするからです。最近では病院だけでなく、スポーツ用品店でもコルセットを気軽に購入できるので一度ためしてみるといいかもしれません。

ホッカイロ

ホッカイロといえば寒い時に体を温めるというイメージしかないかもしれません。しかし、患部を温めれば血行が促進され、痛みを和らげます。ただ、痛みが強いときは逆効果になってしまうことがあります。ですので弱い痛みが長引くときにホッカイロを使用しましょう。