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その動作は椎間板ヘルニアの人は禁止です

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椎間板ヘルニアの人は注意してください

普段の何気ない無意識の動作や返って悪化するストレッチなど、椎間板ヘルニアの人が禁止の動作があります。以下椎間板ヘルニアの人が避けたいNG動作を説明します。

首を反らす

痛みがあるとついついストレッチしてしまうかもしれませんが、頚椎にヘルニアがある場合、首を反らすとかえって悪化してしまいます。頚椎椎間板ヘルニアのときは首を曲げることは極力避け、安静にします。

長時間の同じ動作・同一姿勢

同じ動作を繰り返すと歪みが生じます。そうなると同一の部位に負担がかかり、ヘルニアの原因となります。デスクワークで長時間座らなければならないこともあるかもしれませんが、一時間に一回程度は休憩を取りましょう。休憩の時は椅子から立つことをおすすめします。

痛みがあるときの患部へのマッサージ、指圧

痛みがあるときは患部へのマッサージ・指圧は避けましょう。ただ、患部周辺の部位のマッサージ・指圧は血行促進の効果があり、効果があるようです。患部周辺のマッサージ・指圧はやっておいて損はないでしょう。

あぐらをかく

腰椎にヘルニアがある場合はあぐらをかくと患部に負荷がかかります。腰椎椎間板ヘルニアのときはおへそを正面に向ける意識で正座、もしくは椅子に座りましょう。

激しい運動

椎間板ヘルニアがあるときに運動をすると痛みをかばってしまいます。そうなると普段の動作ができなくなり、転倒したり、怪我したりする恐れがあります。激しい運動をしてはいけない、とまでは言いませんが、椎間板ヘルニアで普段通りの動作ができないということを自覚しましょう。そうすればいくらか転倒・怪我のリスクが低くなるでしょう。

椎間板ヘルニアは手術しなくても完治できる

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手術で必ずしも完治できるというわけではありません。

ある研究報告によるとヘルニアになった患者は3ヶ月で60%の人の痛みが自然に改善したというものがあります。また、手術をしたのにまた痛みを感じ再手術した例も・・・。

このように手術をしたからといって必ずしも椎間板ヘルニアが完治するわけではありません。ところが、椎間板ヘルニアの患者の中には手術しなくても完治してしまう人もいます。確かにあまりにひどい椎間板ヘルニアだった場合は手術が必要になるかもしれません。しかし、手術は完治できなかったときの最終手段として、まずは自力で治療を行うことが大事です。この項では、自力で治療する方法を記述します。

簡単な体幹トレーニングの方法とは何か

本来脊椎は、背筋や腹筋、インナーマッスルの働きによる腹圧というもので支えられます。腹圧は体の中にある腹膜を膨らませています。この腹圧が弱まると脊椎がおなか側により、腰椎椎間板ヘルニアの原因となります。したがって、背筋や腹筋、インナーマッスルを鍛える、つまり体幹トレーニングが必要になります。ただ、腰椎椎間板ヘルニアで痛みがある場合は背骨(体幹)の大きな動きを要するトレーニングは負担が大きいので避けます。手軽にできる簡単なトレーニングとしては腹式呼吸を行いましょう。

腹式呼吸・・・主にお腹あたりの筋肉を使って呼吸する方法です。おへそから下腹のあたりに空気をためていくイメージでお腹を膨らませ、呼吸します。また、息を吐くときはゆっくり吐きましょう。この腹式呼吸を行うことで、腹部のインナーマッスルを鍛えることができます。

首を横に曲げる

脊椎椎間板ヘルニアの場合は、首のストレッチが有効です。ただ、後ろに曲げないことと痛みがつよう時には避ける、ということに注意しましょう。痛みが酷い時は安静にしたほうが早く治ります。