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椎間板ヘルニア~温める&冷やす!~

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椎間板ヘルニアを発症した場合、患部を温める/冷やす(湿布)…いったい、どちらを選択すればいいのでしょうか。

実は椎間板ヘルニアの場合、温める/冷やすといったどちらの行為も必要不可欠なのです。

何故なら、椎間板ヘルニアが発症した経過時期によって使い分けなければならないからです。

○冷やす場合…
椎間板ヘルニアを発症して間もない場合、患部が炎症を起こしている可能性があります。
そのため炎症を抑えるという意味でも、患部を冷やさなければならないのです。
(ちなみにこの時、間違って患部を温めてしまうと、炎症部分がさらに拡大する可能性がでてきます。)

○温める場合…
椎間板ヘルニアの初期を過ぎ、適度な運動をしてもよい時期になると、患部を冷やすのではなく温めるようにしなければなりません。
何故なら患部を温めることによって血流を促進し、患部全体の筋肉に栄養分を行き渡らせる必要があるからです。

確かに温める/冷やすといった椎間板ヘルニアの患部への対処法は、根本的な治療法になるわけではありません。

しかし椎間板ヘルニアを発症した時、正しい患部の対処法をすればより早く緩和するでしょうし、間違った対処法をすれば治療期間が長引くことになるわけです。

だからこそ私たちは椎間板ヘルニアの温める/冷やすといった行為を、その治療時期に合わせてしなければならないのです。

いつ何時、私たちも椎間板ヘルニアを発症するかもわかりません。

是非、みなさんも正しい対処法を覚えておいてください。