椎間板ヘルニアと自然治癒力…
長年、椎間板ヘルニアを患ってしまうと(=我慢)、様々な神経障害を引き起こす可能性があります。
そうした神経障害に、足の神経圧迫があります(=末端神経)。
私たちはそうした症状が発症しないようにするためにも、早めの治療を受ける必要があります。
よく椎間板ヘルニアでも、「自然治癒力で完治できる」という人がいます。
それは、あくまでも椎間板ヘルニアが軽度の症状の場合です。
私たちの身体を流れている白血球の中には、マクロファージという成分があります。
ヘルニアが小さい状態であれば、マクロファージがヘルニアを異物と認識→ヘルニア部分を分解/吸収することによって、ヘルニアが消滅する場合もあります。
通常、椎間板ヘルニアの治療法は保存療法(=対症療法)、もしくは手術しかないといわれています。
確かに酷い下肢痛・排尿障害がある場合は、手術がベストだと思います。
そして保存療法(=対症療法)には、薬物治療や痛みを和らげるブロック注射(硬膜外・神経根)などが使用されます。
また保存療法を使用して、自然治癒力を引き出す場合もあります。
そうした自然治癒力を引き出す力こそ、整体・カイロプラクティック・整骨・接骨・鍼灸等々の施術院の役割ではないでしょうか。
実際、施術者の手技でヘルニアの症状を緩和した症例を数多く聞いています。